清水寺

所在地

大阪市天王寺区伶人町5

御朱印

家田荘子コラム

寺院紹介

第2番 清水寺

有栖山清光院(ありすざんせいこういん)清水寺(きよみずでら)

ご朱印

 

たふとしや 大江の岸の 不動さま 滝も玉出の 名にかがやきて

家田荘子コラム 二番 清水寺

四天王寺から谷町9丁目の間に「天王寺七坂」があります。大阪星光学院高校のグラウンドの脇を生徒たちの元気な声を聞きながら進み、七坂のうちの一つ、清水坂の階段を56段下りて、さらに左方向へ行く坂を下ります。道なりに左へ行き、左へ曲がると、地蔵堂予定地が現われ、その先に清水寺の西門があります。  一方、清水坂を下りず、大阪星光学院高校の脇から左、一方通行の道に曲がれば、すぐに清水寺の東の通用門や山門があります。開いている方の門から入って行くと、目の前は一面の墓地なので、清水坂を下りて、西門から入ることをお勧めします。  東門から入って右側に、かつて本堂が、正面に地蔵堂がありました。現在はその時のお地蔵様だけが残っていますが、墓地になっています。東門の外、お寺の駐車場の向かいでマンションの横に、本堂予定地があります。  西門から入れば、お墓を通らずにすみ、また、お墓で眠っていらっしゃる方々を起こさないですみます。  西門から入るとすぐに仮本堂があります。ここの一階が納経所です。仮本堂は、靴を脱いで、二階へ上がります。  ご本尊は、11面千手観世音菩薩様。その隣に木造立像の不動明王様と役行者様がいらっしゃいます。  清水寺で有名なのは、仮本堂の先にある「玉出の滝」です。木の門をくぐった先が滝行場で、二童子と、石造立像の不動明王様がいらっしゃいます。5メートルくらい上方の石垣の上に、3本の石樋が出ていて、三条(すじ)の滝水が流れ落ちています。滝行をすることはできますが、参拝の方からまる見えということになります。  墓地の端に京都の清水寺のように舞台があり、通天閣を見ることができます。  本堂の完成が待ちきれません。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子

 

寺院紹介

名称
有栖山清光院(ありすざんせいこういん)清水寺(きよみずでら)
通称
清水寺
不動尊について
本堂に木造立像を祀る。滝行場は石造立像の不動明王並びに二童子像を祀る。公開。
縁起
清水寺は、江戸時代初期・寛永17年(1640)に延海大阿闍梨が、京都の清水寺を模して中興をした。
所在地
大阪市天王寺区伶人町5-8
郵便番号
543-0061
電話番号
06-6775-5170(代)
宗派
和宗
開山
延海阿闍梨(えんかいあじゃり)(中興)
創建
寛永17年(1640)
詠歌
たふたしや 大江の岸の 不動さま 滝も玉手の 名にかがやきて
行事
1月1日
初護摩供
毎月28日
不動尊護摩供
2月1日~3日
風邪除け風天尊祭(かぜ除けのためのおつとめ)
春秋彼岸の日
中日回向
8月13日
うら盆供養日
8月24日
地蔵盆会
特色
大阪市内では、唯一の天然の滝がある。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
  • 地下鉄谷町線「四天王寺夕陽ヶ丘」下車。4番出口ならば、「天王寺警察署西」の信号を渡る。5番出口ならば、そのまま「愛染堂」(看板あり)方面へ。大阪星光学院高校と大阪府夕陽ヶ丘庁舎との間を右に曲がり、大阪星光学院高校に沿って、つき当たりに見える所まで行くと、左に清水寺。  西門に行くには、清水坂の階段を下る。
  • 市バス「天王寺西門」下車、谷町筋を北に歩き、星光学園の南側を西へ入る。徒歩約8分。
車・団体バス
四天王寺参拝のとき駐車したままで、歩いて行くとよい。この場合、四天王寺、中の門内に駐車すると便利である。阪神高速道路、大阪環状線「夕陽丘」ランプから松屋町筋を南下、天王寺公園前を左折東進、天王寺モータープールへ駐車、または天王寺西門前交差点を左折、中の門へ。拝観のための駐車は無料。
休憩宿泊等
なし
拝観
無料
付近の名所旧跡
四天王寺、愛染堂。
山主
住職 健代和央(けんだいわおう)
その他
市内の遠景がよい。
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